12月前半の農作業メモ

水稲関係では、今年籾の片側が褐色になる内えい褐変病やいもち病が発生した圃場では籾やわらに病原菌が残っています。年内に石灰窒素を10a当たり20kg全面散布し圃場に残っている籾殻やわらを土の中にすきこんで腐らせ、病原菌の密度をさげるようにしましょう。また、この時に「とれ太郎」または「鉄次郎」を全面散布し、すきこんでおきましょう。

野菜関係では、これから気温が下がってきます。防寒・霜よけ対策のために被覆資材でトンネル栽培やべたがけ栽培を行いましょう。

果樹関係では、肥料投入や剪定、病害虫の冬期防除の時期に入ってきます。各果樹の適期を逃さず行うようにしましょう。