11月前半の農作業メモ

水稲関係では、稲刈り後、稲わらの腐熟・分解を促進するために年内に石灰窒素を10aあたり20kg散布し耕耘してください。早めに耕耘することで、来年の水稲病害やウイルス病を少なくすることができます。また、とれ太郎、鉄次郎等の土づくり資材を同時に施用しましょう。

野菜関係では、ハスモンヨトウが発生しています。キャベツやハクサイが結球し、ハスモンヨトウが内部に入り込んでしまうと農薬を散布しても効かなくなりますので、結球前に十分な農薬散布を行うようにしてください。またヨトウムシ類は、発見が遅れ老齢幼虫になると薬剤が効きにくくなります。早期発見、早期防除に努めてください。