- 生産品目:
- ミズナ・コマツナ・シュンギク・ホウレンソウ・カブ・トマト・水稲
京都や大阪など近畿地方を中心に古くから親しまれている野菜です。現在では全国でも認知度が高く、主な品種として、葉の切れ込みが深く葉柄が細い関西系と、葉の切れ込みが比較的浅く葉柄ががっしりと太い関東系があります。また、京都原産の野菜であることから別名「京菜」と呼ばれています。
安全・安心な野菜を食卓へ届けたい!
水稲の兼業農家でしたが、農業大学校の同級生の誘いで就農しました。現在は父、母と3人で農業を営んでおり、ハウス14棟を含む畑4反と田6反を管理しています。ハウスでは、ミズナ・コマツナを周年で、季節に応じてホウレンソウ・シュンギク・カブ・トマトを、露地ではハクサイ・キャベツ・大株ミズナなどを栽培しています。野菜は全量スーパーや仲買人に出荷しています。減農薬で安全・安心な野菜を作りたいので、毎日ハウスを巡回し作物の様子を観察して水やりや、草引きをしています。ミズナは生育初期と後期で水やりの仕方を変えないと病気になることがあるので気を付けています。今ではミズナなどの軟弱野菜は年中スーパーで手に入りますが、冬が旬のミズナは甘味が増して、生で食べても歯切れがよくおいしいです。
【消費者の皆さんへメッセージ】
シャキシャキと歯切れが良く、クセがない味わいのミズナは、肉や魚の臭みを消してくれるので、はりはり鍋や水炊きなどの鍋料理に使われることが多いですが、サラダなどの生食にも向いている万能野菜です。減農薬で栽培しており通年出荷していますので、ぜひ新鮮で安全・安心な野菜を食べてほしいです。
【今後挑戦したいこと】
少量でも多品目でスーパーの売り場を飾れるように、いろんな種類の作物を作ってみたいです。夏の端境期に出荷できる作物として、以前から興味のあったブルーベリー栽培を始めました。堺市ではブルーベリーを栽培している農家はまだまだ少ないですが、日々勉強し皆さんのもとへお届けできるようがんばります。