村木 一民さん

村木 一民さん

生産品目:
ミカン(温州)・ユズ・レモン・夏ミカン

温州ミカンは、江戸時代後半にミカン産地として有名だった中国の温州市から名付けられ、温州市の種子を日本でまき、偶然生まれた独自品種といわれていましたが、最近では、鹿児島県の長島町が本種の原産地という説が有力となっています。日本を代表するかんきつ類で、和歌山県や愛媛県が有名ですが、堺市南部でも盛んに栽培されています。

子どもたちの笑顔に癒されて

約700本(約7反)の木を管理し、ミカン農園を58年営んでいます。主な品種は温州の「興津」や「宮川」、「大岩」です。土面の固い所は耕してやわらかくしたり、有機肥料を施用するなど土作りにはこだわっています。消毒は年に1回、夏場は摘果(間引き)作業を行い、農薬を極力使わず甘いミカンを作っています。農園では早生品種を栽培し、他で栽培している中生・晩生品種は、貯蔵し酸味が抜け甘味が増した物から順に「またきて菜」などに出荷しています。ミカン狩りの時期には、堺市内の幼稚園等の園児たちが多い時には1日で約200人来てくれ、ミカン狩りを楽しんでくれています。子どもたちが笑顔で収穫し食べている姿に元気をもらい癒されています。

収穫風景
キャベツ

【消費者の皆さんへメッセージ】
家で食べるミカンもおいしいですが、やっぱり1番おいしいのは収穫したてのミカンをその場で食べることです。農薬を極力使わず有機肥料を使っているので本当に甘くておいしいです。ぜひ一度、甘いミカンを食べに来てほしいです。

【今後挑戦したいこと】
今後も妻や働いてくれている従業員たちと力を合わせてミカン農園を守っていきたいです。また、新しい品種を試してみて、ミカン生産量全国1位の和歌山県に負けないような、今より甘いミカンを作りたいです。

「またきて菜」で
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農産物直売所「またきて菜」