北尻 賢さん

北尻 賢さん

生産品目:
キャベツ・ハクサイ・レタス・トウモロコシ・水稲等

キャベツは、古代ギリシャ・ローマ時代から食べられていた最古の野菜のひとつです。日本へは江戸時代に伝来しましたが、当時は食用ではなく葉ボタンなどの観賞用として広まりました。一般に食べられるようになったのは明治以降です。野生品種はケールのような結球しないものでしたが、品種改良により現在は丸く結球した品種が主流です。

酪農家の強みを生かして

実家は酪農業を営んでいるが、自分は新規就農者として独立し、畑・ハウス1.5反、田を約1町8反管理しています。畑では、冬場にキャベツ・ハクサイ・レタス、夏場にトウモロコシを主に栽培し、学校給食用や「またきて菜」などに出荷しています。実家が酪農・水稲をしていることもあり、牛フンや牛フンと一緒にモミガラ・ワラクズを発酵させた堆肥をたっぷり施用するなど土作りにはこだわっています。牛フン等をたっぷり施用することにより、土の肥えもちや水もちが良くなり野菜の甘味が各段に増します。堺市内の学校給食用として出荷しているので、ご近所の子どもたちが食べてくれていると思うと嬉しいです。たくさんの方々に甘くておいしい地場産野菜を届けたいという気持ちで日々取り組んでいます。

収穫風景
キャベツ

【消費者の皆さんへメッセージ】
現在、大阪の特産品である「松波(泉州キャベツ)」、「冬藍」、「新藍」を出荷しています。キャベツは、大阪の文化“粉もん”であるお好み焼きやたこ焼き、煮込み料理、お鍋料理など幅広い調理に使え、生で食べてもおいしく、特に「新藍」は生食にもってこいです。また、芯も栄養価が高くおいしいので捨てるところがない万能野菜です。どの品種も愛情と丹精を込めて作っていて、おいしさには自信があるのでぜひ一度食べてみてください。

【今後挑戦したいこと】
現在の規模を維持できるよう頑張っていきます。キャベツについては、品種をもっと増やしていきたいです。また、夏場の栽培はトウモロコシがメインなので、他の野菜を作れたらなと現在模索中です。

「またきて菜」で
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農産物直売所「またきて菜」