- 生産品目:
- オクラ・トマト・キュウリ・ネギ・軟弱野菜・タアサイ・ミニトウガン等
原産地はアフリカ。日本に伝わったのは幕末頃ですが、全国的に普及したのは近年になってから。角オクラは10cm、丸オクラは15~20cmくらいに成長した段階の若い果実を収獲します。鹿児島県や高知県、沖縄県などが主な産地ですが、堺市内でも栽培されています。
安心・安全な農産物を提供したい
露地とビニールハウスで7反の畑と水稲を7反、家族で管理しています。露地ではオクラやミニトウガンなどを栽培し、ハウスではキュウリやトマトのほか、軟弱野菜のコマツナ・シュンギク・ホウレンソウを栽培しています。肥料は全て有機質の物を使用し、農薬は大阪エコ農産物の使用基準のさらに半分にし、低農薬栽培に取り組んでいます。オクラやキュウリなど栽培した作物は、毎日収穫をして新鮮なものを自身のハウス横での直売をはじめ、生協や地元有志で設立した「農事組合法人かなた」の直売所へ出荷しています。低農薬を実践するためハウス内の土壌消毒は農薬を使用せず、ハウスを密閉し湛水した土壌にビニールを貼って太陽熱で2週間ほど消毒する方法で行っています。消費者に安全・安心な農作物を提供するため、手間は惜しみません。安定して供給できるようにするため、後継者の育成にも力を入れています。
【消費者の皆さんへメッセージ】
日本の自給率が下がっているので、自給率を上げるためにも国産のものを選んで食べてください。できれば地産地消を実践し、地元で採れた新鮮な野菜を旬の時期においしく食べてほしいです。
【今後挑戦したいこと】
地域の農空間を守り発信していくために、「農事組合法人かなた」の仲間と、大泉緑地に近い立地を生かして食と農を体験できる観光農園をしたいと考えています。準備としてブルーベリーの栽培を始めました。さらに品目を増やすためイチゴの栽培をしたいです。