東 正之さん

東 正之さん

生産品目:
キュウリ・トマト・コマツナ・シュンギク・ホウレンソウ・キャベツ・ブロッコリー

インドのヒマラヤ山麓が原産といわれるキュウリは、ウリ科の果菜類です。「黄瓜(きうり)」が語源とされ、普段目にする緑色のものは、黄色く完熟する前の未熟なうちに収穫したものです。現在の主流は、白イボ系品種の中でも、イボがなく表面にブルームという白い粉が出ないものですが、イボの多い品種や「四葉(スーヨー)」と呼ばれる中国系の品種もあります。

良いキュウリには手入れが欠かせない

父は青ネギや軟弱野菜を栽培する農家で、後を継ぐため、農業大学校を卒業したあと、2年間アメリカ・カリフォルニア州に留学し、トマトやイチゴの栽培を勉強しました。帰国後、先輩の勧めでキュウリやトマトのハウス栽培を始め、今ではハウス35a、露地30aで野菜を作っています。大阪エコ農産物出荷部会で生協や産直センターに出荷していますが、作業しているときは、ハウスの前で採れたてのキュウリやトマトを販売しています。キュウリは手入れが大変で、風通しを良くし、病気になりにくくするために葉かきや整枝が欠かせません。また、成長が早く、1日2回収穫作業をしないと大きくなりすぎてしまいます。暑い時期にハウスの中で作業するのは大変ですが、食べてもらって「おいしい」と言ってもらえるのが励みになっています。

【消費者の皆さんへメッセージ】
朝採れたての、イボのついた新鮮なキュウリはとてもみずみずしく、直売で買ってくれた人は「スーパーで売っているものと全然違う」と言ってくれます。暑い時期の水分補給やミネラルの補給にちょうど良く、熱中症予防になります。キュウリは食べ方のレパートリーが多く、味噌をつけてもろきゅうにしても良いし、漬物、酢の物にもできます。最近のお気に入りは母の作るキュウリのキューちゃん漬けです。

【今後挑戦したいこと】
良いものを作るために土づくりを大切にし、できるだけ減農薬、減化学肥料で安全・安心な野菜作りをしていきたいです。生まれてから60年、農業を始めて38年、ずっと地元で暮らしてきたので、今後も地域密着で地元の消費者を大切にして、喜んでもらえるように直売に力を入れていきたいです。

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