- 生産品目:
- 実エンドウ・サヤエンドウ・ホウレンソウ・タマネギ・ニンジン・トマト・トウモロコシ・エダマメ・サトイモ・イチゴ
エンドウはマメ科の野菜で、中央アジアや中近東地域が原産といわれ、古代エジプトや古代ギリシャでも栽培されていた歴史のある野菜です。また、メンデルが遺伝の法則を研究する材料として使ったことでも有名です。日本では和歌山県が産地として有名ですが、主な品種であるウスイエンドウは大阪府羽曳野市の
一緒に朝市をするメンバーに感謝
兼業農家に育ち、定年退職を機に就農。1反の水田を畑にするため、畑の整地から始め、水はけが悪かったので排水路を作り、自家製もみ殻燻炭や堆肥を入れ、3年ほどかけて土壌改良をしました。おかげで今は少量多品目でいろいろな野菜を作ることができています。たくさん採れた野菜は、以前住んでいた地域の人たちが注文を取りまとめてくれて、週に一回配達をしています。農地が少ない地域なので、新鮮な野菜が手に入り喜んでくれています。また、毎週水曜日に開催している登美丘支所朝市では代表を務めており、地元の人に喜んでもらうために野菜を出荷しています。朝市を始めてからは消費者に人気の作物を栽培するようにしており、春は実エンドウ、夏はトウモロコシやエダマメに力を入れています。一人で農作業や配達をしているため、以前は農産物直売所“またきて菜”を主に出荷していましたが、朝市が始まってからは直売所への出荷を減らし、朝市の出荷と配達を主にしています。朝市では自分が出荷する野菜が少ない時期でも、仲間がいろいろな野菜を切らさず出荷してくれるのでありがたいです。これからも朝市の仲間たちと協力をして地元の人たちに新鮮で安全・安心な農産物を届けたいです。
【消費者の皆さんへメッセージ】
エンドウは春先にしか出回らない旬の野菜です。また、収穫後、時間が経つにつれ味が落ちるので、収穫したばかりの新鮮なエンドウが手に入るのは朝市ならではです。朝市には1年分を冷凍して長く楽しむ人も来店するほど人気です。手間暇かけて収穫した採りたてのエンドウをぜひ味わってほしいです。
【今後挑戦したいこと】
栽培方法にこだわっており、自作のぼかし肥料や、牛ふんやシイタケの菌床を使った堆肥を作り土づくりに努め、有機肥料を主体に栽培しています。また、JAからの情報を参考に農薬は最小限にとどめています。これからも新鮮で安全・安心な野菜を作り、地域の人たちにおいしかったと喜んでもらえるようにしたいです。