- 生産品目:
- キュウリ、トマト、キクナ、コマツナ、ミズナ、水稲
「黄瓜」が語源とされ、大きく完熟すると黄色くなるウリを未熟なうちに収穫したもの。みずみずしく、さわやかな風味で、体を内側から冷やしてくれます。サラダや酢の物、漬物など生で食べることが多いですが、炒めると、また違った風味が楽しめます。
食べる前に板ずりをすると色がよくなり、皮も軟らかくなります。現在の主流は、イボがなく、表面にブルームという白い粉が出ないキュウリですが、イボの多い昔ながらの品種も再び見直されています。
今あるものを究め品質を充実させたい
自営業の仕事をするかたわらで義父を手伝っていました。20年程前に専業となり現在は家族3人で管理しています。9棟あるビニールハウスでは、キュウリやトマト等を栽培しています。栽培したキュウリは市場への出荷やJA堺市登美丘支所の朝市で販売しています。キュウリの成長は早く1日2回収穫をしなければ大きくなり過ぎてしまうので、日ごろからこまめな手入れを心掛けています。老化葉や重なり合って風通しを悪くする大きな葉を切り落とし、新葉や新芽に日光が当たるように葉かきをし、通気性を良くしています。また整枝もこまめに行っているので病気になりにくいです。大きくしたいキュウリを見極め、それに栄養が行き届くように摘果しているので、収量が安定し効率よく出荷することができています。
水稲を栽培しているので、もみ殻を活用し畑の土壌改良を行っています。堆肥と一緒に藁やもみ殻をすきこむことで土が柔らかくなり、水はけの良い土壌になっています。
【消費者の皆さんへメッセージ】
消費者の方に安心して口にしていただけるよう農薬は極力使用せず栽培することを心掛けており、家族も「おいしい」と言って食べてくれます。消費者の皆さまに安心して購入していただけるよう自信をもって栽培していますので、出荷用の箱は阪口ファームオリジナルのものを使用しています。スーパーで見かけたら、ぜひ手に取って食べていただきたいです。
【今後挑戦したいこと】
今後も試行錯誤しながら減農薬で栽培に取り組み、皆さんに安全・安心で新鮮なおいしいキュウリを届けていきたいと思っています。