家庭菜園
葉ゴボウ
根菜類・キク科 葉ゴボウ
品種
越前白茎や早生白茎などが利用されます。
特性
ゴボウの原産地は、ヨーロッパからアジア。種子は好光性なので、種をまく前に水につけるときには、明るいところに置きます。葉ゴボウは、根と葉柄を食べるので、窒素成分を多めに施して、やわらかく育てましょう。連作すると、ネグサレセンチュウなどの害を受けやすいので注意します。
作型
トンネル栽培
露地栽培
畑の準備
水はけの良い畑を選び、あらかじめ苦土石灰をまき、深く耕しておく。種まき2週間前に元肥を全層に施し、30~50㎝と深く耕す。土を細かく砕いて、高畝にする。
種まき
種は1日水につけておくと発芽しやすい。くわ幅の浅いまき溝をつけ、2条の条まきにする。種は光を好むので、ごく薄く覆土する。
間引き
本葉l枚のころ、株間3㎝に間引く。
その後、半月をめどに2回めの間引きをし、最終株間5~6cmにする。
1回め
2回め
株間5~6㎝に間引く。
葉が上に向かって元気良く伸びているものを残す。
水やり
種まき後、発芽に10日ほどかかる。この間、畝を乾かさないように注意する。生育途中でも、畝が乾いたらたっぷりと水を与える。とくに間引き後は水を与えるとともに、抜いた株穴はふさいでおく
追肥
種まき後30~40日間隔で2~3回に分けて条間に追肥し、覆土する。葉ゴボウは根と葉柄をたべるので、窒素成分を多めに施し、やわらかく育てる。
中耕・土寄せ
雑草が生えてきたら、畝の表面を軽く耕し、除草する
葉刈り
秋から冬にかけて伸びた葉柄は、繊維が硬くなってしまう。十分に霜に当て、倒れたり枯れたりした葉柄を刈り取り、新しく伸びた葉2枚を残す。
病害虫防除
アブラムシは新葉の生育を妨げる。早めに駆除する。
収穫
露地では3月中旬~4月上旬。トンネルをかければ、さらに早く収穫できる。