オクラ
原産地はアフリカ。日本に伝わったのは幕末頃ですが、全国的に普及したのは近年になってから。角オクラは10cm、丸オクラは15~20cmくらいに成長した段階の若い果実を収獲します。鹿児島県や沖縄県、高知県などが主な産地ですが、堺市内でも栽培されています。
オクラの花は美しい
アオイ科のオクラはハイビスカスに似た花を付けます。野菜の花の中では群を抜いて美しいです。とれたてなら花も茹でて食べることができ、オクラと同じような風味がします。 オクラのさやの形は五角形が主流ですが、大型でさやが丸い品種の「丸オクラ」は、五角形のものより果肉が柔らかいのが特徴です。また、果色が赤い品種の「赤オクラ」もありますが、ゆでると緑色になってしまうので、色を活かすなら生食がおすすめです。
ネバネバパワーで免疫力アップ!
食欲をそそる独特の粘りの成分に、水溶性食物繊維のペクチン等があります。ペクチンには血中コレステロールを減らし、血圧を下げる効果がるといわれています。β-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども多く含まれ、体の免疫力を高める力強い野菜です。