キャベツ
堺のめぐみ

胃腸の味方!
季節ごとの味わいを楽しめる!
旬の時期:3~5月、7・8月、12~2月
キャベツ

基本情報

古代ギリシャ・ローマ時代から食べられていた最古の野菜のひとつです。日本へは江戸時代に伝来しましたが、当時は食用ではなく葉ボタンなどの観賞用として広まりました。一般に食べられるようになったのは明治以降です。野生品種はケールのような結球しないものでしたが、品種改良により現在は丸く結球した品種が主流です。

特徴
季節ごとに特徴がある、おもしろ野菜!

葉が柔らかくクセがないため、さまざまな料理に使われます。今では1年中店頭に並びますが、出回る時期によって特徴があり、大きく分けて3~5月が旬の春キャベツ、7・8月が旬の夏キャベツ、1~3月が旬の冬キャベツです。特に春キャベツと冬キャベツが特徴的で、春キャベツは葉の巻きがゆるく柔らかく、千切りキャベツなどの生食に向いています。冬キャベツは、葉がしっかりと巻いていて、甘味があるのでロールキャベツなどの煮込み料理などに向いています。

キャベツ
栄養
キャベジン(ビタミンU)はキャベツから発見!

胃酸の分泌を抑え、胃や腸の粘膜を健康に保つ働きにより、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防・改善に効果が期待できるキャベジンや、毛細血管や歯、軟骨などを正常に保つ効果が期待できるビタミンCなどが豊富に含まれています。キャベジンは、キャベツから発見された水溶性ビタミン様物質です。

キャベツ

おいしい食べ方

選び方

春キャベツは巻きがふんわりしていて軽い物を、夏・冬キャベツは葉がしっかり巻いてずっしりと重みがある物を選びましょう。また、葉がみずみずしく濃い緑色の物の方が栄養も多く、見た目もおいしそうなのでおすすめです。

保存方法

ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。カットしている物は切り口が空気に触れないようラップをしましょう。また、すぐに使いきれない場合は芯をくり抜き、水を含ませたキッチンペーパーを詰めて保存するのがおすすめです。

生産者のご紹介
北尻 賢さん

酪農家の強みを生かして

北尻 賢さん

キャベツ・ハクサイ・レタス・トウモロコシ・水稲などを栽培し、堺市内学校給食用やハーベストの丘農産物直売所「またきて菜」等に出荷しています。

レシピ

作ってみよう

キャベツで包むミートローフ

材料(2人分)
キャベツ
大きめの葉6~8枚
(包む用に4~6枚、詰め物用に2枚。)
ニンジン
中1/3本
ニンニク
1片
合いびき肉
2個
生卵
1個
サラダ油
大さじ1
小さじ1/2
こしょう
少々
小麦粉
大さじ1
A
 ケチャップ
大さじ3
 ウスターソース
大さじ1
 料理酒
大さじ2
 みりん
大さじ2
 塩
ひとつまみ
盛りつけ用の野菜
お好み

※縦18×横8.6×高さ6.3㎝のパウンド型を使用

キャベツで包むミートローフ
作り方
  1. 沸騰したお湯に分量外の塩を入れ(水1Lに対し大さじ1)、キャベツの葉4~6枚を2分ほどゆでたら水気を切って冷ましておく。
  2. 熱したフライパンにサラダ油をひき、みじん切りにした生のキャベツ(2枚分)、ニンジン、ニンニクを炒め、粗熱をとる。
  3. ボウルに2、合いびき肉、生卵、塩、こしょうを入れてしっかりと練る。
  4. 1のキャベツの芯を削ぎ、内側に小麦粉を振りかける。
  5. 完成写真を参考に、パウンド型に4のキャベツを小麦粉の面を内側にして敷き、3とゆで卵をしっかり詰めてキャベツで蓋をして190℃のオーブンで30分焼く。
    (焼き加減の確認は、おはしで刺したときに出る肉汁が透明ならOK!)
  6. Aを小鍋でフツフツとするまで加熱しソースをつくる。
  7. 5を型から取り出し、食べやすい大きさにカットして、6のソースを添えたら完成!