米
毎日食べても飽きがこない!
(堺市産ヒノヒカリ)
中国南部原産で、そこから北方に広まり日本に伝わったのがジャポニカ種といわれる米です。言わずと知れた日本の主食である米は世界各地で栽培され、小麦、トウモロコシと並ぶ世界三大穀物のひとつ。日本で品種登録されている数は900品種、主食として食べる米(うるち米)は約400品種あり、各地で気候風土に合った品種が栽培されています。他にもち米や日本酒用の醸造用米、最近では米粉用や飼料用の品種も開発されています。
毎日食べても飽きがこない!
主食となる米は、あっさりとして味を主張し過ぎず、いろいろな料理に合うので、主菜や副菜を揃えやすく、バランスのよい食事になり、毎日食べても飽きません。小麦粉から作るパンや麺類と違い、粒のまま加工せずに食べるため、脂質や塩分も少なく、ゆっくりと消化・吸収されるため腹もちがよく、体脂肪の蓄積も抑えられます。さらにアレルギーの原因になることがほとんどないので、安心して食べることのできる食材です。
炭水化物は体を動かすエネルギー源!
主成分の炭水化物は三大栄養素のひとつで、体の中でブドウ糖に分解されエネルギー源として利用されます。さらに血糖値を急激に上げないので、同じ炭水化物でもパンより太りにくいといえます。身体形成に必要なたんぱく質や、亜鉛、鉄分、カルシウムなどのミネラル、食物繊維も豊富に含まれており、とても栄養バランスのよい食べ物です。