ジャガイモ
品種が豊富で料理によって使い分け!
ジャガイモはナス科の根菜類で、南米のアンデス山脈が原産といわれ、日本には江戸時代にジャガタラ(現在のジャカルタ)から伝わったといわれ、“ジャガタライモ”と呼ばれていたことが名前の由来です。馬に付ける鈴に形が似ていたことから“馬鈴薯(ばれいしょ)”とも呼ばれています。主成分がデンプンで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。ビタミン類も豊富なことからフランスでは“大地のりんご”と呼ばれています。
品種が豊富で料理によって使い分け!
日本での代表的な品種は、ホクホクした粉質系の男爵やキタアカリ、そして煮崩れしにくい粘質系のメークイーンです。近年、見た目、食感ともにさまざま品種が栽培され、好みや用途に合わせた選択肢も増えてきました。ちなみに「新じゃが」は品種名ではなく、掘りたてのまま出荷されるジャガイモのこと。皮が薄く、みずみずしいので、皮ごとフライにしたり、煮物にするのに向いています。
主食にもなる栄養豊富な野菜!
主成分はでんぷんで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。ビタミンCやB₁も豊富で、ビタミンCはでんぷんに包まれているため加熱しても失われにくいです。光にあたり、緑色になった部分や芽の部分にはソラニンという毒素が含まれ、大量に摂取すると下痢、腹痛、吐き気、めまいなどの症状が出るので、取り除いてから使いましょう。