ハクサイ
栄養バランスのよい淡色野菜!
ハクサイはアブラナ科の野菜で、中国北東部が原産といわれ、日本では明治時代に本格的に導入されました。現在では日本の生産量はダイコン、キャベツに次いで3番目に多い野菜となり、鍋料理や漬物など家庭料理に欠かせない冬野菜の代表格です。大きな産地として冬は茨城県や兵庫県、夏は長野県や北海道で生産量が多いです。
鍋料理には欠かせない!
中国では結球、半結球、非結球の3タイプがありますが、日本でハクサイと言えば結球するものを指します。品種としては、収穫時期によって早生から晩生まであり、中身が黄色やオレンジになるもの、柔らかく生でも食べられる小ぶりのミニハクサイなどがあります。鍋料理に欠かせない野菜ですが、漬物(ぬか漬けやキムチ)や中華料理などさまざまな食べ方がされています。
栄養バランスの良い淡色野菜!
野菜の中では低カロリーで、各栄養素も多くはないですが、ビタミンCやビタミンB群、食物繊維、カリウム、ビタミンK、葉酸などをバランスよく含有する淡色野菜です。外葉の緑色の部分には、β-カロテンも含まれています。味が淡泊で飽きがこないため、一度の食事でたくさん食べることができ、食物繊維を多く摂取できるので、便秘の解消や、高血脂症や糖尿病の予防に役立つと考えられています。