柿
![堺のめぐみ](https://www.ja-sakai.or.jp/wp-content/themes/ja_sakai_ws/images/ico_megumi.png)
柿が赤くなると医者が青くなる!
![柿](/wp-content/uploads/2022/11/1d8881218f8fb305c2e4b69999e27e74-870x720.png)
![基本情報](https://www.ja-sakai.or.jp/wp-content/themes/ja_sakai_ws/images/title_basic.png)
東アジア原産で、日本にも多くの在来種があり、奈良時代から栽培されている、なじみのある果実です。果実は栄養価が高く、アジアやヨーロッパでも「kaki」と呼ばれ食べられています。一般に実が渋い「渋柿」と、実が甘い「甘柿」に大別され、甘柿は温暖な気候でないと甘く育たないため、産地は温暖な地方が多く、和歌山県、奈良県、福岡県が産地となっています。
![特徴](https://www.ja-sakai.or.jp/wp-content/themes/ja_sakai_ws/images/fukidasi01.png)
渋みの元はタンニン!
柿の渋みの元であるタンニンが、熟すと渋みを感じなくなるものが甘柿で、そのまま食べることができますが、渋みが残る渋柿は、干したりアルコールや炭酸ガスで渋抜きをしてから食べます。また、渋柿のタンニンを発酵・熟成させた柿渋は紙などに塗ると防水性を持たせ、防腐用の塗料としても用いられます。木材としてもパーシモンと呼ばれ、ゴルフクラブなどに利用されていました。
![柿](/wp-content/uploads/2022/11/7be16f780e1797d6093d1d60e9decc03.png)
![栄養](https://www.ja-sakai.or.jp/wp-content/themes/ja_sakai_ws/images/fukidasi02.png)
柿が赤くなると医者が青くなる!
「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど栄養価が高く、疲労回復や風邪予防の効果があるビタミンCや、β-カロテン、ミネラル、食物繊維が豊富です。ただ、干し柿にするとビタミンCは失われます。タンニンにはアルコールの吸収を妨げる働きがあるので、二日酔いに効果的です。葉にも栄養分が豊富で、お茶として飲用したり、葉の殺菌作用を活かし、押し寿司を柿の葉で巻いた柿の葉寿司などに利用されています。
![柿](/wp-content/uploads/2022/11/70d8777b054714d7843a455a74b45637.png)