ミズナ
クセがなく、シャキシャキと歯切れ抜群!
京都や大阪など近畿地方を中心に古くから親しまれている野菜です。現在では全国でも認知度が高く、主な品種として、葉の切れ込みが深く葉柄が細い関西系と、葉の切れ込みが比較的浅く葉柄ががっしりと太い関東系があります。また、京都原産の野菜であることから別名「京菜」と呼ばれています。
サラダ野菜として人気が定着!
堆肥などを施用せず、水を畝間に引き入れて栽培していたことから「ミズナ」と名付けられたとされています。今では1年中出回っていますが、京都では「ミズナが並び始めると冬本番」といわれるほど、寒い時期に味が良くなります。シャキシャキとした歯切れが良く、クセがない味わいです。肉や魚の臭みを消してくれるので、はりはり鍋や水炊きなど鍋料理に使われることが多いですが、最近では食感が生食にピッタリということでサラダ野菜として全国的に人気を博しています。
βカロテンやビタミンCがたっぷり!
緑黄色野菜の一つで、強力な抗酸化作用を持ち体内でビタミンAに変換し、髪や視力、皮膚の健康維持に効果が期待できるβカロテンや、毛細血管や歯、軟骨などを正常に保つ効果が期待できるビタミンCが豊富に含まれています。その他にもカルシウムや鉄、カリウム、食物繊維なども含まれていてバランスが良いです。