7月後半の農作業メモ

水稲関係では、中干しの時期です。有効茎22~25本になったら中干しを行いましょう。田の水を全て落として表面に軽くひび割れが入る程度に干しましょう。その後、8月に入ると穂が成長する時期に入ります。稲にとってたくさんの水が必要になりますので中干しは7月中に終えるようにしましょう。

この時期、雑草が非常に多く発生します。残しておくと病害虫の発生源になりますので、できるだけ早い時期に除草を行いましょう。水田畦畔の除草で除草剤を使用する場合、目に見えない非常に細かい霧が飛び、隣接するイネが枯れる場合がありますので、風の無い時に雑草にできるだけ近づけ、飛散防止キャップなども使用して、飛散しないようにしてください。

野菜関係では、これからますます暑くなり、気温が上がるとダニ類やアザミウマ類のほかに、アブラナ科野菜ではキスジノミハムシが多発します。作付け前の粒剤の散布で発生を抑えましょう。

農薬の散布は暑い昼間をさけ朝夕の涼しい時間帯に行うようにしましょう。